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「VR MODE」と「Live Extreme」が連携し、業界最高音質によるVR配信サービスが実現 〜第一弾アーティスト ASKA出演の高音質VRコンテンツも配信開始

VR MODE

2020年の新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の世界的な流行以降、数多くのインターネット・ライブ配信サービスが開始され、音楽ライブのインターネット配信はごく一般的なものとなりました。しかし多くのライブ配信サービスでは、ライブの臨場感を届けられるほどの品質や魅力を備えておらず、あくまでも一時的な代替手段として利用されていました。リアルライブが復活しつつある昨今、ライブ配信サービスにも他にはない特長が求められる時代に変わりつつあります。

株式会社VR MODEが提供する配信サービス「VR MODE」は、VR 180°3D立体視映像を配信することが可能で、目の前にアーティストがいるような没入感あふれる映像が、ファンやアーティストからも支持されています。

株式会社コルグが2020年9月に発表したインターネット動画配信システム「Live Extreme」は、ロスレス/ハイレゾ・オーディオに対応した高い音質や、最新の立体音響技術による高臨場感が好評を博し、これまでに120公演以上のコンサートやイベントの配信に採用されてきました。

このたび、株式会社VR MODEと株式会社コルグは業務提携し、両社のユニークな技術とサービスを組み合わせ、業界最高音質によるVR配信サービスの提供を開始いたします。既存の「VR MODE」のインフラ(課金システム、配信サーバー*1、プレーヤー*2等)はそのまま活用し、配信エンコーダーのみ「Live Extreme」に入れ替えることで、「VR MODE」の1つの配信オプションとして高音質VRを選択可能です。視聴者は従来のVR配信と同じデバイスで、高音質VRをご体験いただけます。
(*1*2 本サービスにおける配信サーバーは株式会社Jストリーム、プレーヤーは株式会社クロスデバイスが提供いたします。)



【配信概要】
本サービスの開始を記念して、第一弾アーティスト ASKAの2作品(2022年に開催されたチャリティコンサート「TOKYO SYMPHONIC WAVE 2022」、MVのVR生配信という初の試みで多くの反響を呼んだ「ASKA VR 2020」)を、
本日より、世界初となるロスレス音声付で配信いたします。
圧倒的な没入感溢れる映像と、高臨場感音声によるVRをお楽しみください。

「TOKYO SYMPHONIC WAVE 2022」(180°3D立体視映像)
2022年4月21日、東京文化会館大ホール(東京・上野)において、ポップス・ロック &オーケストラによる、 ゴールドリボン基金(小児がん患者支援)へのチャリティーコンサートに参加



公演名 : TOKYO SYMPHONIC WAVE 2022
出演 : ASKA
指揮 : 栁澤寿男
管弦楽 : 京都フィルハーモニー室内合奏団特別交響楽団
合唱 : 横浜少年少女合唱団
配信楽曲全4曲(トータル24分45秒)
「PRIDE」
「君が愛を語れ」
「歌になりたい」 <ASKA&横浜少年少女合唱団>
「SAY YES」

配信日時2023年11月14日(火)からレンタル開始(視聴期間:30日間)
配信価格1,100円(消費税込)
配信フォーマット映像:VR 180°3D @ 4K
音声 : 48kHz/24bitロスレス(ステレオ)
再生アプリ/デバイス「VR MODE」アプリ(iPhone、Android、Meta Quest 2、Meta Quest 3)

「ASKA VR 2020」(360°VRパノラマ映像)
2020年10月11日に北海道・支笏湖にて、ASKAによるMusic Video初のVR有料生配信を実施、
「僕のwonderful world」「自分じゃないか」「幸せの黄色い風船」の3曲を披露した



公演名 : ASKA VR 2020
出演 : ASKA
配信楽曲全3曲(トータル20分43秒)
「僕のwonderful world」
「自分じゃないか」
「幸せの黄色い風船」

配信日時2023年11月14日(火)からレンタル開始(視聴期間:30日間)
配信価格1,100円(消費税込)
配信フォーマット映像:VR 360°@ 4K
音声 : 96kHz/24bitロスレス/ハイレゾ(ステレオ)
再生アプリ/デバイス「VR MODE」アプリ(iPhone、Android、Meta Quest 2/3)


尚、明日11月15日(水)~17日(金)に幕張メッセで開催される「Inter BEE 2023」のコルグ・ブース(メディア・ソリューション部門、ホール4、小間番号 4502)で今回の2作品のダイジェスト版の体験会も実施予定です。

■Inter BEE 2023
開催日時:2023年11月15日(水)~17日(金)
開催場所:幕張メッセ
https://www.inter-bee.com/ja/

【高音質VRの視聴環境】 

●ロスレス配信/ハイレゾ配信の特徴
映像配信で一般的なAACによる配信は、データサイズを1/10以下に削減するため、高域をカットしたり、聞こえにくい音を間引くなどの音質劣化を伴う圧縮処理が発生します。
ロスレス/ハイレゾ配信は、収録した音を1bitも変えることなくユーザーまで届けることができるため、ライブ会場でアーティストや観客が聞いている臨場感の高い音を、スマホで手軽にお楽しみいただくことができます。

●ロスレス配信/ハイレゾ配信を楽しむには
スマートフォン(iPhone/Android)のOSは標準で48kHz/24bitまでのロスレス音声を再生する事が可能です。
ロスレス配信は内蔵スピーカーでも再生可能ですが、より高音質なハイレゾ配信を楽しむにはハイレゾで定義される周波数を再生可能なイヤホンやヘッドホンとヘッドフォンアンプ/ DAC(デジタル アナログ コンバーター)が必要となります。
※iPhone7以降のiPhoneではステレオミニジャックが廃止されLightning用のDACが必要となります。
※iPhone15シリーズまたAndroidはUSB Type-C用のDACが必要となります。(Androidは機種によってはステレオミニジャックがあり、標準でハイレゾ再生に対応した機種もあります。)


※本サービスは、Meta Quest 2、Meta Quest 3でもお楽しみいただけます。
 

【今後の展開】
今回の取組を皮切りに、高音質配信(ロスレス/ハイレゾ)での生配信の実施、立体音響(Dolby AtmosやHPL)への対応など、より高音質で臨場感のあるVR体験を提供できるよう機能拡張を推進し、独自性の高いサービスを、より多くの音楽ライブ(アーティスト)に導入し、付加価値の高いサービスを提供してまいります。


【VR MODE サービス概要】
■サービス名称:VR MODE
■提供サービス:VR コンテンツの生配信、オンデマンド配信
■URL:https://vrmode.jp
■配信方式:DRM 対応ストリーミング配信
■対応デバイス:スマートフォン(iPhone・Android) :ヘッドマウントディスプレイ(Meta Quest 2)
 ※Meta Quest 2には一部非対応コンテンツがございます
■アプリ対応デバイス:iOS14 以降、AndroidTM10以上
 ※2020 年以降に国内で 3 キャリアより発売された端末
■視聴方法:専用アプリにて VR モード、2D モードで視聴可能
■料金:各コンテンツ毎による料金設定



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※参考情報

・株式会社エムアップホールディングス
代表取締役美藤宏一郎
本社東京都渋谷区渋谷三丁目 12 番 18 号 渋谷南東急ビル 10 階
事業内容コンテンツ事業、EC事業、電子チケット事業、その他事業
URLhttps://m-upholdings.co.jp/

・株式会社 VR MODE
代表取締役樋口愛史
本社東京都渋谷区渋谷三丁目 12 番 18 号 渋谷南東急ビル10階
事業内容VRコンテンツの生配信・オンデマンド配信・VRコンテンツの制作
URLhttps://vrmode.co.jp

・株式会社コルグ
代表取締役社長加藤世紀
本社東京都稲城市4015-2
事業内容電子ピアノ、シンセサイザーなど電子楽器の開発、製造、及び販売、海外ブランド楽器などの
輸入販売、音楽データ作成
URLhttps://www.korg.com/jp/


・本リリースに記載されている商品名、サービス名は、各社の商標または登録商標です。

■本件に関するお問い合わせ先 株式会社エムアップホールディングス
IR担当 E-Mail :ir-support@m-upholdings.co.jp