スタッフダイアリー

和の心に触れた一日

アジアコンテンツ事業部のホンギです。

先日、一日休みを頂き、浅草や日本橋に行ってきました。
以前は葛飾区に住んでいてたまに通っていたエリアですが、
今は世田谷区暮らしで会社も渋谷なので訪ねる機会が少なくなりました。
同じ東京なのに、観光客になった感覚で回ることができて楽しかったです。


浅草寺は平日にも関わらず観光客で賑わっていました。
真ん中辺りに棒を持っているカップルが見えますが、韓国で爆発的に売れたセルカ棒(自撮り棒)というものです。
意外に使っている外国人が多くてびっくりしました。

浅草に行ったのはマンションの契約更新のため保証人の方に判子を押して頂くためだったんですが、
喫茶店に入ったら向こうに座っていたおばあさんたちが
「あれ、だれだれじゃない?」というふうに話しながらずっとこっちを見ていらっしゃったので、
軽く会釈したら喜んで頂きました。
すみません、おばあさん。私その方ではありません。優しいうそと受け止めて下さい。


その日はちょうど、市川海老蔵さんが企画立案した、
歌舞伎、能など伝統芸能に関する公演「JAPAN THEATER」に弊社が製作実行委員会に参加している縁で、
公演「市川海老蔵が紡ぐ和の世界」ご招待を頂き日本橋三井ホールへおじゃましました。
歌舞伎など日本の伝統芸能にはまだ触れたことはなく、外国人ならでは(?)のトキメキが沸いてきました。


会場に入ったら、前から3列目と思ったより近い席でまたびっくり。
幕に日本橋の風景が描かれていてとても落ち着いた感じでした。
公演は能・朗読・落語・歌舞伎という伝統芸能のお試しメニューのように構成されていました。
正直落語以外は台詞の内容がピンと来ませんでしたが、
ひとまずビジュアルと雰囲気は存分に味わえたかと思います。


要するに、初めて和食の試食コーナーに行って、一口食べてみたところで、
だしに何を使ってどういうもので味付けをしたとか細かいものは分からなくても
「甘い、辛い、美味しい」というコメントは言える感覚でしょうか。
感想を一言でいうと、見た目がきれいで味は淡白な和食のような公演だったかと思います。
周りから聞くと、より本格的で面白い公演がいっぱいあるらしいので、
これからもいろんな和の世界に触れてみたいと思います。

公演「市川海老蔵が紡ぐ和の世界」の概要はこちら