スタッフダイアリー

「好き」を仕事にすること

こんにちは、Fanplus ファンサイト事業部 動画制作グループのAです。
中途入社から今秋で丸3年が経ちます。
入社した当時を振り返ると、
「新しい職場に対する緊張」と「やりがいが感じられる会社に就職できた!」ということにワクワクしていた気持ちが今でも鮮明に蘇ります。


私の主な業務は以下の4つ。

(1)社内スタジオにてゲームやトークなど企画撮影(ロケもあります!)
(2)ライブ現場でのアーティスト密着ドキュメント撮影
(3)撮影素材の編集(オープニングモーションの制作やBGM・テロップ入れ)
(4)社内外にて生配信番組の制作オペレーション

毎週のように様々なアーティストと一緒にファンクラブコンテンツの制作を行っており、
現在ではバンジーロケ企画なども対応できる撮影技術や編集スキルを身につけることができましたが、
入社当初はほとんど素人の状態で、右も左もわからずに苦労しました…

前職はレコード会社のA&Rアシスタントで、所属アーティストのCDを各媒体へ発送したり試聴イベントの制作などに従事。
昔から音楽を聴くことやライブに行くことが大好きで、
大学卒業後の進路決めの際に「好きな音楽に携われる仕事がしたい」という理由で音楽業界の門を叩き、
好きな音楽やCDに囲まれた環境での仕事にやりがいを感じていました。

そんなレコード会社の業務の中で、
CDショップの店頭モニターで流れている新譜の紹介映像やSNS用の動画作成業務があり、
初めは簡単に繋げて定形文言を入れる程度の編集だったのが、
徐々に慣れてくると「アーティストや楽曲の魅力を伝えるにはどの場面を使ったら良いのか」「この楽曲イメージに合うフォントやエフェクトはなにか」「適切なテロップの表示タイミング」などなど、
自分の伝えたいことが観てくれた人にきちんと伝わるように考えて作成することが楽しくなり、
多岐に渡る業務の中でも特に映像制作が好きになっていきました。

前職で3年が経過した頃、映像制作を本職にするにはまだまだ技術も知識も足りない部分がありましたが、
「好きな映像制作を仕事にしたい」という思いから転職を決意し、縁があってFanplusに入社することができました。


映像制作を本職にしてから気づいたことが1つあります。
それは「自覚」していなかった”元来自分が好きだったこと”が現在の業務に自然と活かされている、ということです。
例えば、ボードゲーム企画の撮影の場合1カメラあたり2時間を超える撮影素材があり、
それをどのように構成しまとめて、盛り上がったシーンをよりおもしろくする為のテロップや効果音をどう付けるかが、
編集で重要なポイントになってきます。
入社時は細かい編集技術に関してはアマチュアだった私ですが、
当初から全体の構成や編集上の着眼点の良さについては高く評価していただけており、
今振り返るとその要因は「テレビをよく観ていたこと」ではないかと気づきました。

小さい頃からインターネットよりもテレビを観ていたことが多く、上京して一人暮らしを始めてから現在までも、
家を出る前にその日のテレビ欄を観て面白そうな番組を録画するのが日課となっています。
ただ、自分では特別好きといった感情ではなく、無意識に生活習慣の一部になっているような事でした。
しかし、それが結果として「テンポ」「間の取り方」「テロップ作成」など、通常は「意識して磨くスキル」が自然と身につき、
編集技術が追いついてなかった時から無意識に活かされていたのかなと思います。

制作物の公開後にアーティストから「あの動画のあの編集、面白かったね!」と言ってもらえたり、
何よりもSNSでファンから「面白かった!」「嫌なことあったけどこの動画でまた頑張れる!」など、ファンの皆さんの言葉の数々を目にすると、
自分の好きな「音楽」と「動画制作」の両方に携われる仕事に出会えてよかった!と、とてもやりがいを感じています!


ここで少しだけ私の編集した動画をご紹介させてください!

【KANA-BOON – 解決!カナブーン丸】
ファンからの疑問や悩みに対してメンバーが答えて解決していくというコンテンツです。
メンバーの皆さんの人柄や面白さが表れる企画となっており、
映像を通してそういった部分をより伝えられるような編集を心がけております!
https://eqm.page.link/R4VA

【感覚ピエロ – xxTV】
スタジオ撮影のボードゲームだったりメンバーがやりたいロケ企画など、
バラエティに富んだ面白い企画をたくさん行っております!
スポッチャで撮影した動画はサイト上で他にも4本無料公開されているので、
そちらも是非観てみてください!
https://eqm.page.link/KvBx


これからも自分の好きなことを通して、
アーティストの魅力を存分にファンの皆さんに届けられるコンテンツを制作できるよう、頑張ります!!


▼これまで撮影をおこなった様々なロケ地
・富士急ハイランド(山梨県)


・キャンプ場(千葉県)


・服部牧場(神奈川県)


・学校スタジオ(都内某所)