3課のジンです。
バレンタインデーの時期に
我が故郷、富山県から遊びに来た母。
「チョコじゃないけれど…」
そう言いながら
母がくれたのは
「お煎餅」
それもただのお煎餅ではありません…
富山県の方言が入った
「富山方言ハートせんべい!!」
せっかくなので
お煎餅を使いながら
★かんたん富山弁講座★
方言講座その1
「つかえん」
そのまま解釈すると「使えない」かと思いきや…
お煎餅の横に翻訳されているように
意味は「かまわない」。
差し支えないの「支えない」から「つかえん」となったそうな。
注意して頂きたいのは、
富山に来たら「OKだよ~!」「かまわないよ~!」と言った時も
「つかえんよー!」と言われてしまうのである。
「これ使っていい?」なんて聞いた時には「つかえんよ~」と
ぬる~い感じで返答されてしまう。
え、使えないのか…なんて思って
「じゃあ、これ使っていい?」と聞いても
「つかえんよ~」とまたぬる~い感じで返答されてしまう。
先に書いた通り、これは「かまわない」の意味なので
富山の人は何も貸してくれない!と誤解しないで下さいね。
方言講座その2
「だいてやる」
そのまま解釈するとワイルドな口説き文句ですが
お煎餅の横に翻訳されているように
意味は「おごってやる」。
お金を「出してやる」→「だいてやる」かと推測されます。
富山に来て
「俺がだいてやる!」なんて言われたら
ビックリするかと思いますが誤解しないで頂きたい。
ありがた~く、ご馳走して頂きましょう!
方言講座その3
「きのどくな」
そのまま解釈すると哀れみの言葉ですが…
お煎餅の横に翻訳されているように
意味は「ありがとう」。
富山では何かしてあげるたびに「きのどくな」と言われ
何だか自分が可哀想な気持ちになってくるかもしれませんが
「ありがとう」「申し訳ないね」と言った意味なので誤解しないで下さいね。
「きのどくな」と言われたら、すかさず
「つかえんよ!(構わないよの意)」と答えてやりましょう。
富山人にこいつなかなかやるな!と思わせることが出来るはずです。
以上、かんたん富山弁講座でした!
富山県は立山連峰と言う、たくさんの山々に囲まれています。
大きなビルや建物もありませんから、
天気の良い日には立山連峰が空一面に広がっています。
(この立山連峰が跳ね返してくれるので台風被害も少ないです。)
富山にいた頃は、あたりまえの風景で
何も感じることはありませんでしたが
富山を離れてみると無性にこの立山が恋しくなります。
空一面の立山連峰!
こんな「あたりまえ」の風景、素敵ですよね。
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あたりまえの景色
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