スタッフダイアリー

君はなぜ今回参加したんだい?

自分が最後に全力を出したのはいつだったか、おぼえていますか?

コンテンツ事業本部のJINです!

元格闘家・プロレスラーで、現在はタレントとして活躍されている
高田延彦さんが代表を務める高田道場では、
アマチュアレスリングや体操を通して、
子どもたちの心と身体を育てる教室をされており、
弊社でもホームページの制作・運営などをお手伝いさせていただいています。

そんな高田道場が全国各地で主催するダイヤモンド・キッズ・カレッジ(以下DKC)。
5月18日に宮城県石巻市で開催されたDKCに今回、僕は参加させていただきました。

ダイヤモンドキッズカレッジについてはこちらもご覧ください。
http://dkc.takada-dojo.com/about/


参加が決まってから

「僕に何ができるだろう。」

そんなことばかり考えながら、
結局、ぼんやりとした気持ちのまま
ついに出発の日を迎えてしまいました。


前日に現地入りし、その日は石巻市の大川小学校へ。

報道もあって知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
この大川小学校は、大津波で全校児童108名のうち74人が
帰らぬ人となってしまいました。

ありのままを残す校舎の姿に、
ただただ、言葉を失うだけでした。



その夜、

代表の高田延彦さんにこう聞かれました。

「君はなぜ今回参加したんだい?」

頭に浮かぶ言葉は、どれも薄いメッキをかぶせたようなチープな言葉ばかり。
結局、僕は何も答えることができませんでした。


翌朝、DKC会場への移動中、
ずっと高田さんに言われた言葉の意味を考えました。

道中いくら考えても見つけられなかった
その答えは、

子どもたちと
体操やレスリングを通じて、
全力でぶつかりあう事で
何の迷いもなく見つかりました。


僕は

ダイヤモンドの原石を
ゴシゴシ磨きにきたんだと。

教室が終わる頃には、
ピカピカの笑顔、
目には大きな自信、
そんな最高にカッコイイ宝石たちが会場に溢れていました。

きっと彼らが笑顔で溢れる最高の未来を作ってくれるはず。



帰り際、生徒に嬉しい言葉をもらいました。


「ねえ先生、次はいつ来るの?」


僕の生徒になってくれてありがとう。

僕を先生にしてくれてありがとう。



彼らと作る未来が楽しみです!