スタッフダイアリー

ファンクラブ会報誌の編集という仕事

Fanplus クリエイティブ&QC部 編集制作チームのナカガワです。

以前はファンサイト事業部のメディアグループで「Fanplus Music」を担当していましたが、2021年4月より現在の部署へ異動しました。

現在の業務は、主にファンクラブ会報誌の編集です。

個人的には、前職含め、これまでずっとWEBメディアの編集を経験してきたので、紙の編集は初めてで右も左もわからない状態で、この業務に就きました。

WEB編集との一番の違いは、文字通り“紙”であるということです。
WEBは公開ギリギリまで修正が可能ですが、紙の場合は校了したら修正ができないため、入稿前はもちろんですが、入稿後も、何度も何度も確認が必要です。


(個人的に、入稿前の校正は紙で見るほうがやりやすいので、消せるタイプのペンは必須です)

そして、一つの制作物に関わる人が多いということです。
WEBメディアの場合は、確認はレーベルまたは事務所と自分だけで済んでいたところが、紙会報誌は事務所はもちろん、デザイナー、印刷所、発送業者など、様々な人が関わり、全てのスケジュールを調整しなければなりません。

ファンクラブ会報誌の編集をやっていて面白いところは、アーティストさんの普段見せない表情が見られることでしょうか。

会報誌の企画でロケ取材なども実施するのですが、料理や陶芸チャレンジなど、普段のアーティスト活動とは違った体験をすることで、普段見せない表情を見ることができます。
それはアーティストさんも、ファンクラブ向けだからという安心感だったり、会員の方への信頼から少し砕けた感じになっているのかなと思います。

実際、会報誌用のインタビューでは、メディアでは話していない深い内容だったり、逆に砕けた内容だったりを話してくださって、これまでメディアを担当してきた自分としては新鮮に感じることも多いです。

また、前述した企画ものをやっていただくと「楽しかった」と言っていただけたりして、そんなときは“提案してよかった”と思えたりします。

アーティストさんが本当に楽しんでくださるから、良い表情が撮れて、それを会員の皆様にお届けすることができるのかなと思うと、改めて企画を考える上で重要なことは何なのかを心に留めないとな、と思います。

まだまだ制作に関してはわからないことも多く周りに迷惑ばかりかけていますが、少しずつでも自信をつけて、自分で進められるように精進していきたいと思います。